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 JR京終駅前のオーガニックマーケットからのブログです。自然食品やエコロジー雑貨、フェアトレード商品を扱っています。  物語のある製品と作り手の風景を伝えながら事業をささやかにすすめています。
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ざわざわと・・・・・
物事が 水面下で動くようになって久しい。

だから 地上の出来事は、茶番劇のように見えることが多くなった。

人の死さえ そんな風になっているのかもしれない。 夢のような日々だ。

夥しい 人々との出会いさえ、違う場所で逢えば 誰かもわからなくなる人がいる。

とりあえず、哀しみは横において、 とりあえず、苦しみは見ないふりして、

そんな 人が多くなった。 だから 出会っても とりあえず、人の苦しみまではわからない。

でも、 人が湖を持っていたら、それはわかる。 涙をためた 湖をたたえている人は、

会ってみるとわかる。 顔を見るとわかる。 昔からそうだった・・・・

  久しぶりに会った友達でも それはわかる。 

この無人駅から、母は よく父の病院に行った。 老体に鞭打って。 私の止めるのも待たずに。

この無人駅から 父母は 和歌山行きに乗った。 私の止めるのも待たずに。

最後に二人が この駅から 乗った時は、荷物もそのままだった。父はおむつをしたままだった。

止める間もなかった。二人でどうやって帰ったのか。案の定、食べ物がないと ヘルパーさんに

助けを求め、ヘルパーさんは 「規則で行けない」という。「大丈夫?」とヘルパーさんに言われ

「大丈夫ちゃうわ!」と怒鳴ったと聞いた。 夜に荷物と食べ物を届けた。

そのころは 既に大変だったけど、それはまだまだ 介護の入口だったのだ。

幸せな老後にしてやりたかった母は 元旦に逝き、父が残った・・。

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