忍者ブログ
 JR京終駅前のオーガニックマーケットからのブログです。自然食品やエコロジー雑貨、フェアトレード商品を扱っています。  物語のある製品と作り手の風景を伝えながら事業をささやかにすすめています。
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ナチュラル・ポエム村より 小さなポエム
     今、  足りないもの            なかこし  けいこ

たとえば、夜行列車に乗り、お弁当の包みをあけて、都心のさざめくビルの間をすり抜けて

どんどん闇へ   どんどん・・・・・・

明かりの少ない風景へ向かい、深夜の駅に止まる孤独な列車。

うたたねをしていると、どこに着いたのかもわからずに、ただただ、ホームに駅名をさがす。

がたん・・・・・と大揺れて、深夜の県庁所在地を旅立ち、また闇へ、また北へ
    
   夜の中の夜を走り、     見え始めた、明け方の左の海   明け方に仰ぐ右の山脈

ああ、旅に来た   と思うのだ。あの風景に逢いたい。  あの感激に出会いたい。

裏日本の大きな町を出て 朝方の日本海。 立山連峰。

岸壁のトンネルをいくつも越え、辿り着くのは、フォッサマグナの通る町。夜行列車に別れを告げて

朝のホームにたたずみ、南下するローカル線。少ししかないダイヤ。

休日から少し離れた自分たちだけの休日。  学生たちは忙しく、働く人たちは忙しく、

大丈夫、後ろめたくなんかない。 彼らが休んでいるときに、私たちは働いているのだから。

ローカル線は姫川に沿って走り、山と山に挟まれた、ひなびた駅で折り返す。

小さな線路は、信濃路へ向かっているのだ。   やがて右手には息をのむ白馬三山が圧巻となって見えるだろう。

何のために働いている。  何のために生きている。  家族のため、生活のため、だけどほんのひと時、

この風景に出逢うため、それでなくては、意味がない。

疲れたからだを起して、あの風景に出逢うために生きよう。

あの美しい、フォッサマグナの通る町。               2006、4    「 こおたと共に書く」 

PR
コメントを投稿する

HN
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
フリーエリア

にほんブログ村 地域生活ブログへ
最新CM

最新TB

プロフィール

HN:
グリーンアップル
性別:
非公開
バーコード

ブログ内検索

カウンター

あし@

カレンダー

12 2026/01 02
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31