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 JR京終駅前のオーガニックマーケットからのブログです。自然食品やエコロジー雑貨、フェアトレード商品を扱っています。  物語のある製品と作り手の風景を伝えながら事業をささやかにすすめています。
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スロービジネス論、フェアトレード考
いろいろなことに負けそうになる。実際負けていた。・・・・・・というより、勝つ主義でないので食われてしまうのだろう。一年で自分も周囲も変わってきた。人も同時に変わる。始めからニコリともしない人なら仕方ない。突然恐くなったり態度が変わることにもう、疲れていた。言い分があっても聞こうともしない。「言葉」が足りない・・・・

そう想う・・・・自分もなかなか立ち入れない。立ち入ると思いがけず大変だったりする。でも・・・・・言葉が必要。

フランチャイズの配食を廃業してから、私はことあるごとに、本と向き合い、人と向き合い、家族と向き合い、仕事と人生とむきあった。スロービジネス、フェアトレードの書物に向き合い、それにまつわる会合や講義にも出席して、話しを聞き、自分に当てはめて実践もした。まだまだ世間と隔たりがある。私にとってフェアトレードは、遠い南北問題では決してない。日本の中の貧困、格差社会問題でまさに間近に直面している問題なのだ。

気がめげている場合ではない。もっと自分を高めなければ・・・・・・。青りんごにも置いてあったスロービジネス論・・・・・中村隆市さんがまさに私の信条をずばりと言い放たれている。「仕事が変わらないと社会が変わらない」という実感。「有機農業運動や環境運動をしている仲間の夫が商社の企業戦士で自然破壊をしていたり、他のことで稼いで運動を支えるという形では社会を変える大きな力にはならないと実感している。」と・・・・・・
私達も生活のために、どちらかがサラリーマンに戻る選択もないではない・・・・・でもそれなら、例えば私は、
企業戦士の夫の給料の上で「エコビジネス」だの「エコロジー」だのということになり・・・・・。私はそれが納得できなかった。私にとってのフェアトレードは南の国を支援して公正な貿易をするだけではない。自らの貧困問題と日本の社会問題に向き合うことなのだ。「南北の問題とは南の国の問題ではなく、むしろ北の国の問題だと気づく」ことが大切である。「雇用」という呪縛から解き放たれてみる。若い人たちに農とか食とかに関心をもつ人が急激に増えている。雇用の中にではなく、そのちょっと外側あたりに生きるってことを模索する流れ・・・・と辻信一さんがいっている。「仕事が変わらないと社会が変わらない」ポエムは発展途上である。だから、人の助けをお借りすることも多い。情けもいただくことがある。ではこのポエムが、助けをくれた人を追い越すことは許されるのか・・・・・・どうも、その時にトラブルが起こるように思う。京終で保育サポートセンターが開園して一週間。ポエムは予定していた保育士スタッフで参加することをやめ、サイドから対等に付き合うことにした。近隣の母子が遊びにくるようになったし、ヘルパーさんや授産施設の仲間、真理さんの追っかけまで高の原からバスと電車で駆けつけることもある。「ノル」とはインドネシア語で「ゼロ」という意味である。・・・・・・・とても疲れた身体をもう一度起こして、私はゼロから向き合う。
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