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 JR京終駅前のオーガニックマーケットからのブログです。自然食品やエコロジー雑貨、フェアトレード商品を扱っています。  物語のある製品と作り手の風景を伝えながら事業をささやかにすすめています。
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過去・・・・・・
心療内科やメンタルクリニック、人の心と身体が結びついて様々な体調異変が起こることが、定説となりつつある昨今。心理的な医師や書籍、体験が身近にあるなかで、私は自身についてわかり始めたことがある。

それは、もう19年くらい前、私は三ヶ月の息子と五歳の娘と三人でいた家に、突然押しかけてきた人たちがいた。彼女たちは怒涛のように押しかけ、家に上がりこみ、箪笥から衣類を持ち去った。「泥棒」「不法侵入」今なら訴えることもできるだろう。それができなかったのは、彼女らは、つい昨日まで私に笑顔で接してくれた縁者だったからである。話しが前後するけれど、この年、前夫が私達を残し出て行ったのだった。この時の傷が、20年近く私を苦しめた。この押しかけ族は前夫の縁者なのだった。しかも、それまで味方だった前夫はこの事態から私たちを守ってはくれず、この押しかけ族の方についてしまったようだった。

今でこそ、感情的な恐喝を受けたと思える。でも、時代がふた昔も前、生活をひっくり返された私には、子供たちをかかえ、ただ呆然と白くなった頭の中を整理する暇もなかった。輪をかけて・・・・・隣にいた優しかったはずの人が自分の味方ではなくなるという二重の痛み、傷を負った。この、後者の傷は、当然、以後の人生の人間を見る目・・・・・に長いこと影響を与えた。今も時々、苛まれることがあるが、幸い、夫はその事件を受け止めてくれる人なので、私の永い葛藤を見守ってくれた。感謝しています。去年、廃業になったフランチャイズとの確執も、それに近いことがあった。私は、人生の課題として、この傷がうずくとき、胸のどきどきと唇や手足の震えと痛み、恐怖感に耐えながら、「こんな思いをする人が他にもいる」と神様に教えられていると感じます。それは、何日も私を襲い、呪縛して離れないけれど、以前買った加藤諦三さんの心理学の本が、受けた側のせいではなく、与えた側を「許せないと思う」との言葉に勇気づけられました。私は強くないけれど、弱者としてこの痛みに耐え、受け止め、できればそんなことがこの世から、一つでもなくなれば良いと願っています。
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