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 JR京終駅前のオーガニックマーケットからのブログです。自然食品やエコロジー雑貨、フェアトレード商品を扱っています。  物語のある製品と作り手の風景を伝えながら事業をささやかにすすめています。
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名刺をもたない青年との出会い(青りんごにて)
「僕が今まで走ってきた世界と真逆のお店です・・・・・」日航奈良の創業フォーラムでしりあった青年は、帰りに
青りんごに立ち寄り、そうつぶやいた。講師の羽根拓也さんの講演上で、遅くに入場して、主人とはぐれ、会場を捜し歩くのは失礼なので、席をさがしていたら、なんと、一番前列の左隅しか空いてなく・・・・・着席はしたものの、「なんかあれば、あてられそう・・・・」と。隣席、近所の参加者と話し合う時間が組み込まれていて、その席での出会いである。

名刺を持たない青年や、今、肩書きのない人も結構いたようで、ちなみに私は、一切肩書きのない名前と住所だけの名刺で通している。詩やエッセイを書くからか、名刺の肩書きは以前から気恥ずかしく、胸を張って名乗るほどの者ではなし・・・・・名前だけは覚えて下さい・・・・・と手渡すのが、自分流。

何をしているのかわからない人間なので、名前だけで引いていく人は、去らば去れ・・・・と追いかけない。

 話しをもどせば、もとホテルマンというこの青年は、会場にいるだけでも辛そうな気配が何度もした。

身体を壊したということで、まだ、自分の世界が前向きに動きだしていないのだろう。奮起して、無理をして
時々力んで話すしゃべりかたが痛々しい感じすらした。傷ついた翼は私たち夫婦も同じ。やっと、顔を上げて
それぞれが歩き始めるようになったけれど、そんな人の弱さを叱咤激励する自分でもないことが、彼を青りんごへ近づけたのだろう。みながそばにいて「誰?」と訊ねるも「知らん」と答えた(笑)

彼はこれからの自分をさがしにきていた。家族に疎外され、子供にも距離を置かれ身体を壊し、多分心も壊し
青りんごのマーケティングを一生懸命話してくれた。「今、線路を乗り換えて、ゆっくり進んで、十年後に大成したらちょうどよいですね。」別れ際に言ったはなむけの言葉に彼は一礼して、まだサラリーマンの名残の残る
冬のコートを翻して去った。青りんごはほとんど女性の店ですが、こんな青年も立ち寄ってくれたらよいなあ
と、見送りました。何故か知らないけれど、今度は名刺を持ってくる彼のようなきがします。名もない彼に乾杯を。
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