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 JR京終駅前のオーガニックマーケットからのブログです。自然食品やエコロジー雑貨、フェアトレード商品を扱っています。  物語のある製品と作り手の風景を伝えながら事業をささやかにすすめています。
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事業プランナーと詩人の仕事・・・・・・・

奈良の東部を南北に、事業の組み立てをしながら走っている。人脈の生かし方、地域性や風土、イメージと現実、そしてその先に利益と手ごたえ。こんなことを常に脳裏が巡るようになってしまった。

京都府との県境まで走ると芽吹いたばかりの若い木々が嬉しそうに伸びている。若葉が美しい。

絵のように美しいなと想う。願わくばその向こうに3000メートル級の残雪の山々がそびえていてほしい。
が、奈良では無理である。せめて自然に近い風景のなかで仕事をしたい。

詩人の仕事のひとつは「傷つくこと」だと思っている。だけど本人はしかたないけど周囲の人間はえらい迷惑だなと思う。はらはらしながら、傷が浅いことを願っているしかない・・・・・・・詩人は頭よりも心が必要なので、傷つくことをこやしにして心、を上手に育てていくのだ。その途中にポエムが生まれるのではないかしら・・・・・・

詩が、何となくぼんやりしているようで、実はいさぎよく、支柱のある文に感じられるのは心の傷が生き方となって自信を帯びてしっかり浮かぶからである。そんなポエムをベースに私は事業プランをたてたいと思う。

夢のようなふわふわしたものでなく、社会に向かって投げかけるようなつぶやき・・・・・それを事業の支柱にしたいと思う。日野さんには及ばないけれど、確実に今芽生えつつある事業は「地域」が中心部にある。人脈と地域が強い集合体でどかっと居座っている。そろそろ忙しくなってきた・・・・・・・

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あこがれの日野さんから・・・・・・
  
  「エコロジーショップ本日開店」の日野雄策さんから、応援のメッセージをいただいた。

昨夏、電話で事業相談を持ちかけて、ショップコーディネートを受けるお金もないことから、時々、電話、ファクス、メールを通じてアドバイスをして下さることになり、私は会話の中からヒントをいただいて、自分で作っていくという仕組みです。

 まだまだかかえているリスクの対応があり、安心してのびのびと・・・・・・というわけにはいかないけれど、
このデメリットが主軸にある限り、慎重さの手抜きはできないのである。
 奈良に来たときには、立ち寄ってくださる言葉もいただいて・・・・・・なんとしても恥ずかしくないショップ経営にしてお会いしたいと思っています。最初は勢い、相談を持ちかけたものの、長年エコロジーの道をひた歩む神様とひよっこの私の「できることだけ」のエコロジー。

でも「この国の政治を変えないと本当のエコロジーはない」と悠然と言い放たれる力強さに同感です。

昨今とくに、「ひどい世の中やなあ」と感じることが多く、本当に暮らしづらく、住みにくいと悲哀さえ感じます。

大地に根ざした力強い人生を歩む彼を素敵だと思います。(いえいえあくまで人間的に・・・・・)

いただいたメッセージを勇気に変えて弱い自分でもしっかり歩こうと思います。

  
青りんごの青りんごについて^^
  
 「最近はおりんごや果実を見かけませんね。食べたいけど・・・・・」お客様から時々いただくクレームです・・・・・

実は、わけがあるので今日は言い訳をしておきます。りんごをはじめおびなた農園の果実はとてもおいしく
ポエムの青りんごの名前の由来にもなり、お客様にも一押しで広めたい商品でした。今もその気持ちには変わりありません。あすならに出店して一年数ヶ月、ポエム村の財政難もあり、りんごの販売は、商品の中で、いつもお荷物の存在でした。生き物である果実は日にち時間が勝負。かといって値引きセールばかりもしておられず、同業者ネットワークで卸をまとめて全体の何割かは卸仲間に卸価格で引き取ってもらいながら、悪戦苦闘の日々でした。

半年前からは小さな仕入れをお金の流れを見ながら苦心しているうち、貯まりゆくりんごの借金を何とかしないと先々大変であることが明らかになり・・・・・しばしは仕入れをお休みして少しずつ返済のみをすることにしました。そして見通しがついてからまた、信州果実を広めようという苦渋の結論を出しました。

でも、その選択は正しいようです。仕入れを止めるとそれ以上買いかけは増えませんから、少しずつでも返済してゆけば、借りは減少してゆきます。もう少し返済してまた、夏になれば、信州の「早稲りんご」から仕入れ再開、青りんごの店頭に並べることができそうです。再開のおりにはイベントとして、青りんごセールをしようと思います。ただ、初夏の雪隠しりんご(群馬)や柑橘系は価格と見合わせて店頭に並ぶ予定ですのでお楽しみに・・・・・・
かえるの子は・・・・・
  「世の中金なんかなあ・・・・・」と息子がつぶやく。こんなつぶやきをさせたのは多分親だろう。

大学の単位がぎりぎりで進級できて・・・・・・^^同じ同級生にはカンニングなどの要領で進級の道がひらけて、ゆうゆうな学生もいるらしい。生真面目方面の息子なので・・・・・そんな道は歩まないと・・・・・・・

「今はよいけど、将来はあんたのほうが強いんだよ。」「そうかあ?」「そうやん、お金の使い方もよく知ってるし」

身にしみて大事さも知っているはず・・・・・・もうちょっと要領よく生きてくれたほうがよいのかなあ。でも・・・・・

ははは・・・・・・親がこれだもんなあ^^・・・・・・かえるの子・・・・・だけどかえるかどうかはわからない。

確かに影響は大だろうけど。遺伝子だけでは人は育たない。育て方・・・・・というのも違う。「育ちかた」のほうがうなづける。親や兄弟、家族の背中を見て「育つ」方法は、親、家族の中の「当たり前」が世の中でどう受け入れられるかで違う。良いことなら仕方がない。口さきだけで嘘をつくのが「日常茶飯事」で人が傷ついても「当たり前」・・・・・・のそだちかたをしたらどうだろう。人を傷つけ傷つけ・・・・・でも「悪いことはしていない」とそ知らぬふりで・・・・・・人を「嵌める」生き方さえなんともなくなってしまったら・・・・・・「嵌める」ことが「当たり前」と育った人の悲しい経歴を私は知っています。かえるの子はかえるではない・・・・・と信じていましたが時々、かえるの子
はもっとかえる・・・・・・だったりします。
代打の八木さん・・・・・
  
  引退されたけれど、阪神タイガースの代打の八木さんが好きです。八木さんに限らずですが、代打という役目をよく考えたら、大変なチームのポジションだと思います。

或るとき、ポンと出番が来る。普通は無理な活躍をチームはファンは期待しているし、期待にこたえないといけないプレッシャーとの闘いの日々だと思います。

 これは、出番があろうとなかろうと、いつも代打の覚悟をしなければなりません。

この役割は、チームや組織において誰彼なしにできる役目ではないと思います。

このことに気づいたのは数年前でした。自分が経営のだいたいの役目をいつもできる心構えでいないといけないと思ったときです。普段、人にしてもらっている仕事は、基本的には自分もこなせないといけないし、いつまわってくるかわからない覚悟がいるからです。そしてそれを補いつつ走りまわるのは、まさに代打状態。

代打という役名がついている以上、その責任も感じられる人でないと果たせないでしょう。

そこにやはり、人同士の信頼関係が動いています。代打はヒーローでいて当たり前なのです。
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